11/10 コスモス
この日は俳優座の
いのちの渚
という演劇を見に行っていました。
テーマは原発問題。
これ、勘違いしていたのですが、
1989年にも深刻な原発事故が起こっていて、
その事件を元にした戯曲でした。
そして、原発へのテーマ性の劇かと思ったのですが、
そうではなく、その状況に置かれた人たちを
どう描くか、演じるのか、
という非常に難しい題材でした。
やりすぎるとただの原発批判、
政府批判の劇になってしまう。
演劇は楽しめましたが、
アタマを使う、何回も見ないと中々深い部分が見えてこない
そんな劇かと。
もともと演劇って最低2回は見ないと、
っていうものだと思うので
普通かもしれないけれど、
各役者さんの渋い演技は中々に奥深く
特に大ベテランの方の演技は、
役者相手だけでなく、舞台の観客にも伝えなければならないため
当然声を張って、誇張するわけですが、
それが全く嫌味でなく、自然に流れる。。。
凄いです。
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